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自由になりたい学生の雑記ブログ

行き過ぎたルッキズム批判 ーそろそろタブーになりそうー

 はい,久々に注目ニュースを取り上げる記事です。

徒然とものを書くのもいいけれど,やっぱりある程度社会の風潮と関連させていかないとね。

 というわけで,今回は「加速するルッキズム批判」について取り上げようと思います。

ルッキズムに関しては以前取り上げているんだけど,近畿大学さんがどうやら大学のパンフレットに美男美女図鑑というコーナーを設けたことで物議を呼んでいるみたいなので,前回とはまた違った視点でルッキズムについて徒然と書いていく所存です。

 今日はそんなお話。

 

ー目次ー

 

1:美男美女図鑑とは

 これ自体は結構歴史が古いので,聞いたことがある人も多いと思う。

美男美女図鑑とは,超端的に言えば大学にいる美男美女のスナップと取材みたいなもの。

近畿大学以外にもあって,東大美女図鑑とか結構名門校に多い印象がある。

これも受験生確保のための広告だろう。(それで釣るのもどうかと思うが…)

その総合版みたいなものが美学生図鑑みたいなもので,こちらは全国各地の大学から集めている。アナウンサーとかモデル志望だとここに載れば顔が売れるので便利なのだろうし,それ以外からしたら目の保養になるといった感じだろうか。

 ミスコンと連動していることも多く,ミスコンがなくなりつつあることであまりこちらも騒がれなくなった印象がある。

 

★美学生図鑑

bigakusei.com

2:叩かれ始めたルッキズム

 前述したように以前ほどミスコンは騒がれなくなった。というのも,恐らくセクハラ等の不祥事の温床である点やルッキズム(容姿主義)が批判されるようになったのと同時にミスコンもまた非難されたり,疑問の声が上がる事が増えたからだろう。実際,法政大学をはじめとする一部の大学はミスコンの開催に対して中止命令を出したり,これらを許容しない旨を声明を出している。こんな感じで,ルッキズムに対する風当たりが強くなるに比例してミスコン自体も下火になっていったという経緯があるだろう。

ここら辺が近大の美男美女図鑑が批判された経緯にも流用できる。

もうここまでくると容姿を売りに出すこと自体がタブーになってきているような気がする。

 

★法政大学の声明

www.hosei.ac.jp

 

★関連過去記事

 

3:いやぁ,行き過ぎじゃないかな??

 個人的に近大の件に対して思うのは…

「いや,大人なんだし別によくね??」

これが高校生とか中学生の主導だったら批判されるのもわかる。

大人の監督と適切な指導,リスク管理の甘さがないと言える可能性があるからね。

ただ,これをやっているのは大人ぞ?

本人の同意の下で,自己責任の下で行われているのであればそれはそれでありでは?

 可愛い先輩,かっこいい先輩がいることがモチベーションになる事もある。

そこから憧れなんてものも生まれるわけで,広告としての役割も十分に果たすし載った彼ら彼女らも顔が売れる。win₋winな気もするのだ。つまり,この段階では誰も悲しませていない。

 個人的にはなんでもかんでもルッキズムっぽいものを徹底的に批判しよう!というのはちょっと頂けない。容姿だって魅力の1つだ。そこを武器にすることさえ今では許されないのだろうか。

 ただ勿論,これを大学が助長したという所は問題であると言うことは出来るかもしれない。ただこれを企業がやっていたらもっと批判が酷くなるだろうね。多分株価が暴落する。いっそのこと「容姿を武器にして何が悪い!」って開き直る団体でも出てきたらもっと面白い議論が聞けるかもしれない。

 そもそもルッキズム批判の目的は”容姿絶対主義をやめよう!”というものであったはずで,”容姿を武器にすることをやめさせよう!”ではなかったはず。

なんだかここまでくると行き過ぎかなぁという印象はある。

 

4:ルッキズム批判の過熱から見る日本人の欠点

正直この問題,日本人(?)の割と良くないところが出ているように思う。

日本人の悪い所?

それは”極端すぎること”

”これが駄目!”となると何があろうと否定しようとする。

今回のルッキズムに関しても…

”それも魅力の一つ(でも他にもあるよね?)”

⇒だから,そればかり見るのはやめようね

 だったはずが

ルッキズムは駄目!容姿差別だ!

⇒評価すること自体駄目!全部差別だからやめるべき!

になっている気がする。

 これは,歴史的に見ても

明治維新だって”西洋が一番!”となった瞬間に”以前の文化”を徹底否定したり,

女性の社会進出だって

”女性の社会進出促進!”となったら”専業主婦を暇人扱いして否定”したり…

これらを見ていくと,

 ”これも良いけど,これもありだよね”

というのが苦手な気がする。

選択肢を作りたがらないと言った方がわかりやすいかもしれない。

 まぁ,”揃うことが美しい”と考える風潮(今は普通教と言うらしい)を考えるとこの特徴も強ち間違いではないのかなと思う。

 

5:まとめ

 勿論,ルッキズムは良くない。これは大前提。ただ,ここへの否定感情が強すぎて”容姿を武器にすること”それ自体が否定され始めているという印象がある。これは,整形への否定と似ているのかもしれない。勿論,容姿主義で苦しめられてきた人は沢山いるし自分のその一人である。でも,容姿も立派な武器の1つであることは認めているしそこを否定するつもりはない。あくまでも,容姿が必要不可欠な絶対的な価値観になることは否定するべきと言うだけだ。ここまで否定するのってなんだか違うような気がするのだ。

一言で言うと,”バランス大事”。

 

★参考文献

www.asahi.com

news.yahoo.co.jp

www.asahi.com