昨日小室圭氏がアメリカから帰国しました。\オカエリ/
しかし,その際の髪型に対して多くの方が批判を寄せていました。
「けしからん!」とか
「日本国民に理解してもらおうという気持ちがない」とか…
正直,このご時世的にはそういった容姿への批判は時代遅れなように思えるのです。
一時期話題になったブラック校則を彷彿とさせます。
何故,日本人は未だに男性の長髪=マナー違反と捉えるのでしょう。
少し考えてみることにします。
ー目次ー
清潔感を出す為?
日本人は大学生になると一斉に就活というものをします。
その際散々好き勝手してきた髪を黒に戻して,男子は強制的に短髪を強いられますね。「その方が清潔感がでる。」とか,「さわやかに見える」とか言われて,基本的には切ると思います。
そして就活以降,男性は地毛に短髪を強いられます。女性は伸ばしてもOKなのに…
それがマナーだからと言われるのです。
これは入試の時も同様です。(大学受験の場合一般受験勢はそんなことお構いなしですが…)高校入試の時には生活指導の先生に男子は耳に髪がかからないように切ってこいなんて指導されていました。
なので,日本人にとっては短髪が男性のスタンダードであり,マナーであるので長髪の人間はマナー違反と考えるのではないでしょうか。
みんなそうしてるんだから,そうしなさい理論
ルールとして規約されているわけではないことでも,社会通念上暗黙の了解として規約されている事柄というものも存在します。
規約されているわけではないので,正直破ってもいいんですよね。ですが,誰も破りません。何故なら圧力があるからです。
「みんなそうしてるんだから合わせなさい。」という文化ですね。言い換えると「空気を読め」というものです。これを破ると,マナーがなってないとか,常識がなってないと言われます。規約にないのに。
言っている側にとっては本当の意味で清潔感とかは関係ないのだと思います。
ただ,日本の常識に従っていない=誠意を見せていないと考えているので,清潔感のある長髪ならーとか,実力があれば―とかは関係ないんです。その日本の常識に従っていない時点でアウトなのだと思います。まぁ,清潔感を保つことが日本の常識なのだと言われたら,それまでなのでここから先は鶏が先か卵が先かなのでしょう。
批判は駄目,でも理解を得たいのなら合わせるべき
こういった容姿への批判は時代遅れです。駄目だと思います。ですが,理解されたいと思うのであれば,相手の納得しやすいよう自身を整えることも大切だと思います。その方が穏便に行くことも多いからです。基本的に真面目にしてれば何も言われません。それでも髪を伸ばしたいのであれば,きっちりまとめるとか清潔感を出すようにするべきだったと思います。好きな髪型でもいいけれど,だからと言って相手を考えずに清潔感をおざなりにするのは駄目。髪型の規定ではなく,こういう風になることを願うばかりです。