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自由になりたい学生の雑記ブログ

化粧品のデザインとジェンダー

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2022年2月のはじめごろ,学生さん御用達ブランドのCANMAKEがパッケージの新デザインを発表して炎上しました。どうやら,ジェンダー問題が潜んでいそうです。

 

CANMAKEの新パッケージがダサい!旧パケと比較!変わった(リニューアル)理由まとめ/キャンメイク (dancingdolls.jp)

 

話題を取り上げるのが遅いですねw。

実は話題になっていた時から取り上げようと思っていたのです。

 

ー目次ー

 

炎上の経緯

 先述の通り,プチプラコスメで有名なCANMAKEがパッケージデザインを変更した所,新デザインが「ダサい!」と言う事で炎上しました。以下が新旧デザインの比較です。

 

新デザイン

 

 

旧デザイン

 

 

個人的にはダサいと思ったことはないですが,確かに新デザインの方が地味というか,大人しい感じがしますね。これだと,社会人の方も気兼ねなく使えそうで個人的には良いと思っていますが,どうやら世間はそう思わない様子…。

 

 ですが,どうやらデザインだけが炎上理由ではないようです。デザインを変更した動機も炎上理由として挙げられますね。

 

ジェンダーレスに配慮してシンプルなデザインにした。

 

というのが,デザイン変更の動機だと言われています。

 

しかし…

公式見解やソースが見つかりませんでした💦。

 

本当にジェンダーレスへの配慮によるパケ変更なのでしょうか?

ただのネットで出された憶測がさもそのように語られてしまっていただけのではないかと思うのですが,どうやらジェンダーへの配慮も兼ねたデザイン変更であることは間違いないのかなと感じました。(あくまでも個人的な意見です。)

 

というのも,以前のCANMAKEのキャッチコピーは「女の子って楽しい!」というものでした。結構有名でしたね。

それが何年か前から「かわいいに出会える」になっていました。

 

「女の子って楽しい」版

2篇 河北麻友子 CM キャンメイク東京 「パペット」「待合わせ」 - YouTube

 

「かわいいに出会える」版

キャンメイクCM 「お花畑篇」30秒 小芝風花 (2020.01) - YouTube

 

旧キャッチコピー版のCMは公式に出ていませんでした。

恐らく非公開にしているのでしょう。

実際,旧版のCMのコメント欄は荒れていました。

 

「女の子が楽しいのはかわいい子だけだ!」

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という悲痛な叫びであふれていました。(実際これは,事実だと思います…)

 

ルッキズムに対する批判が強くなってきている今では,公開出来ないのかもしれません。身長の事でさえヘイトスピーチになるのですから,特にルッキズムに直接関わると言っても過言ではない化粧品において特に慎重にならなければならないのです。なのでキャッチコピーの変更は企業として当然と言えるでしょう。

 

 ☡:身長とヘイトスピーチに関しては過去の記事をどうぞ

unknownknow.hatenablog.com

 

シンプルさはジェンダーレスに貢献するか

 さて,本題に入りましょう。

僕個人としては,ジェンダーレスに配慮してシンプルなデザインにするのは賛成派です。確かに”「かわいいものは女の子が持つもの」という前提があるこの考え方は真のジェンダーレスとは言えない”という意見もわかります。

わかりますが,残念ながら男性がかわいいものを手に取りにくいというのも事実です。

時代錯誤ですが,未だにカマホモネタをかましてくる奴もいます。

まだまだ男性でもかわいいものを気軽に手に取れる時代ではないんですね。

 

そう考えると,

ジェンダーレスを今後進めていく為にも

シンプルなデザインで誰でも手に取りやすくするのが無難なのではないでしょうかと思います。

だって,男性がかわいいデザインのものを手に取って会計に行くって凄く勇気がいるでしょう?

みんながみんな,「自分はこれなんだ」と強くいられるわけではありません。

そう考えると,ジェンダーレスを促進する為にもこれは必要なことだと思うのです。

 

物事は全て急に完成するわけではない。

 タイトル通りです。

物事が一気にポンって変わるわけがないのです。

特に風潮や思想の変化は本当に長い年月をかけてやっと変わるのですよ。

ポケ〇ンじゃないので,「3,2,1…ポン!」というようにはいかないわけです。

言い換えると,いきなりゴールに向けて一直線とはいかないってことですね。

駅伝と一緒です。

中継地点(小ゴール)があってそれを積み重ねていくことで,ゴール(本来の目的)に到達することが出来るというものではないでしょうか。

なので,先述の「かわいいものは女が持つという前提だから,ジェンダーレスに貢献していない」というのはちょっと目標が高すぎるんですよね。

まずは,”一般的に女性のみが使うとされているものを男性が手に取れるようにするところから始める”のが堅実だと思うのです。

ジェンダーレスを促進するという大きな目的の為に一度シンプルなデザインにするのはむしろジェンダーレスに大いに貢献しているのではないでしょうか。

まぁ,僕は新旧どっちのデザインも好きですけどね!

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