お久しぶりでございます~。
1か月も放置していたブログであるにも関わらず,閲覧が多くてびっくり致しました✨
お越しいただきありがとうございますね。
本日は少し余裕があるのと面白い記事を見つけたので,紹介します。
ー目次ー
1:推薦が過半数を超える時代
これは僕が現役の時からひしひしと感じていました。まぁ僕の時はセンター入試が最後だったので浪人出来ないという雰囲気だったのもありますが,クラスの半分以上は推薦入試で年内に結果が出ている状態でしたね。実際自分の大学も推薦率は高いですし,こういった流れって恐らく昔からあったんだと思います。
実際一般入試は殆どが第一志望に合格できないどころか第4,第5志望に落ち着けば良い方で,基本的に第一志望群から2ランク落ちが普通,下手したら全落ちですからね。映画も倍速で見る位効率を求めるZ世代にとって一般入試って凄く非効率的に見えるのでしょうね。
2:大学側から見ても,一般勢は要らない…のかもしれない
例え学生側の需要が増加していても供給が増加していなければ難関のままだったかもしれません。
でも,実際全体定員の半分まで供給は増加しました。これは大学側にとってもメリットがあるのでしょうね。
まずよく言われるのは,「推薦勢の方が成績が良い」という部分でしょう。
これは段々と調査が揃ってきて正しいことが証明されてきましたね。
「一般勢の方が成績が良い」というのはイメージに過ぎなくなっているのでしょう。
考えてみればわかりますよね。
第一志望で入学してきた人のほうがやる気があるに決まっています。
それに入試で体力を使いきっていないことも大きいでしょうし,所謂「努力が無駄になった」という挫折を入試の面で味わっていないという点で精神的にも挑戦がしやすいのかもしれません。
挑戦が出来る=大学にとって良い進路結果を残せるということでもありますよね。
こういった様々な面で推薦を拡大させるメリットは大学側にもあるのです。
まぁ,一般勢は仮面だの怠惰だので出て行かれるので一般枠を拡大するメリットはなくなってきているのでしょう。
🌟参考文献
3:これで本当にいいの?
確かに,推薦はメリットが大きいです。ですが,本当にこれでいいのでしょうか?
大学で第1希望に行けるに越したことはないですが,やはり社会に出る前に一度「努力したけど駄目だった」というのを経験した方が良いと思うのです。一般受験は失敗して,進まざるを得なかった道でどう生きていくかを学ぶ最初で最後の機会ではないでしょうか。
人生なんでも思い通りになるわけではないですしね。
人生与えられたカードで勝負しなければならないわけで,欲しいカードがいつも手に入るなんて男児向けアニメみたいなことは起こらないわけです。
手に入れたカードで如何に生きていくかを考えなければならないわけですね。
この”不本意の手札で如何に結果を出すか”を学べる機会って実はそう多くはないのです。ある種推薦はその人生において大事なスキルを学ぶ機会を減らしてしまうのではないかなと思ってしまいます。
「就活や他のことでも学べる」確かにそうです。
ですが,初めての挫折のような状態で,失敗から立ち直り,処理するまでにどれだけ時間がかかるのでしょうか。
大学では4年という時間があります。
この時間でゆっくり立ち直り,処理を行うことが出来るのです。
社会に出てしまうとその時間がないのではないでしょうか。
それに,挽回は時間が経てば経つほど(年を取ればとるほど)難しくなるのですから,
はじめての挫折は社会に出るはるか前の方が格段に良いわけです。
そう考えると,推薦入試の弊害って”人生という長い目で見た時”に大きなデメリットがあるのではないかなと思ってしまいます。
4:今後に期待!?
まだまだ推薦が一般化してきて時間が経っていないので,それに伴う弊害は今後出てくると思います。つまり,今言われているような教育格差の拡大や僕が先ほど言ったような心配が現実のものになるのかはまだまだわからないわけです。なので,推薦入試の一般化を評価するのはまだ早いかなと思う訳です。まぁ,今後に期待ってことですね~。
ではまたいつかお会い致しましょう。